私は転職しました。
以前は親族の経営する町工場で働いていました。
そして、父親が専務、伯父が社長でした。
僕は跡継ぎなので、将来はきっと社長になったでしょう。
なぜそこを辞めたのか、どうやって辞めたのか。
一つ一つその記憶を整理していこうと思います。
そして、僕と同じ境遇の人の参考になればと思い、書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
まず、入社を決めた理由です。
通信制の大学に通いながら日雇いバイトに2年間従事していた私は彼女と一年間同棲後、結婚することにしました。
籍を入れる年と日付は暗黙の了解というか、「この日にしよっか」みたいな感じで決まっていました。
とうとうその日が近づいてきたのです。
いつまでもバイトじゃいけません。
向こうのご両親も心配でしょうし、正社員として安定した収入を得るために父親に入社させてほしいと相談しました。
コネです。
後日、すぐさま面接が行われました。
私服です。今考えればふざけてますね。
当時は、大叔父が社長、伯父が専務、父が常務でした。
ちなみに、会社を立ち上げたのは今は亡き僕の祖父です。
ゴリゴリの親族経営です。
もちろん、翌日から働くことになりました。
一族の者が会社内に増える、少ない工場メンバーが増える。私の入社を喜んでくれました。
日雇いバイトで工具を使ったりしていましたし、汗をかく仕事が好きなので工場の仕事はすんなり馴染みました。
しかし、人(仕事仲間)には最後の最後まで慣れませんでした。
こうして、7年間親族経営の会社に勤めることになりました。
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