筆について

筆は何種類か試しました。

もちろん、シタデル専用の筆も良いのですが自分はナイロン毛が扱いやすかったので好んでナイロン毛の筆を使っています。

最近のお気に入りの筆を紹介します。

GSIクレオス MB08 平筆8号

ベースカラーを塗るときはもっぱらこいつです。

小さなパーツの時もこれですが、もう少し幅の狭い平筆を買おうか考えてます。

GSIクレオス MB08 丸筆4号

凹凸が多い箇所はこれで塗ってます。

もちろん、平面も塗れますが少しムラが出ます。

God Hand 神ふで 面相M

レイヤリングめっちゃやりやすいのでおすすめです。

細い筆なのにしっかり色と水分を含んでくれます。

シェイドを使ったスミ入れもこれで行います。でももう少し細い筆でもいいかな。

それから、よくない例を載せます。

筆の根本まで塗料を含ませてはダメとよく聞くと思いますが、実際こうなります。

以下は同一の筆です。

使えないことはないですが根本の塗料固まりが原因で毛先がばらつきます。

左が数ヵ月前、右側がふでのりという毛先を整えるのりを使った後です。これでもよくなった方です。

毛先がバラついてるので筆ムラが出ちゃいますね。

なのでなるべく根本まで塗料を含ませないようにし、作業中もこまめに洗うことに気をつかう必要があるようです。

ではではー。

ABADDON BLACK

今回はABADDON BLACKについて書いていきます。

いつものように水で薄めて重ね塗りします。

1回目。

ベースカラーだけど少し薄め。

でも大丈夫、2回目から色が乗ります。

2回目。しっかり乗った。さすがベースカラー。

3回目。少し筆ムラが出ました。要注意です。

ちなみに、水で薄めないで塗ってみました。

すぐにわかりましたね、右側薄めず塗ったところです。

2回で真っ黒になりましたが、ドロドロしていて筆ムラが強く出ました。

ここで考察。

・3回でしっかり色が乗る

・ベースカラーなのでドロドロ。しっかり水で薄める。

・薄めてもほんの少し筆ムラがでるから注意。

・ブラックだが、1回目はかなり薄い。焦らず重ね塗り。

以上で考察を終わります。

ULTHUAN GREY

シタデルカラーは各色ごとに特性があると感じたので書いていこうと思います。

今回はULTHUAN GREYです。

水と薄めて1:1で使用します。

1回目です。写真だとまあまあよく塗れてそうですがそうでもないです。

筆ムラは出にくいですが白に近い色だけあって隠ぺい力は弱めです。

しかし、3回も重ね塗りをすれば問題ありません。

3回目です。

レイヤーということもあり、何回も重ね塗りが必要ですが綺麗に発色してくれました。

ちなみに、いつもホワイトスカーでハイライトをいれるのでこの色を白として使うのが多いです。

以上で考察を終わります。

ホワイトに墨入れ

シタデルカラーでガンプラを作るときの難点といえば墨入れですよね。

以前の記事にも書きましたが今回は前よりも上手くいったのでもう一度書きます。

まず、シェイドのナルンオイルをシャビシャビにします。

3倍くらいです、濃すぎてはだめです。

薄くたって溝に入ればそれなりに濃くなります。

数回繰り返しても良いです。

それを溝をなぞるように細い筆で描いていくだけです。

今回はゴッドハンドさんの「神ふで」を使用しました。

しっかり塗料を含んでくれるので今回のようなときにはピッタリです!

シャビシャビなのではみ出したって全然わからないし、表面張力でしっかり溝に入ってくれるし、はみ出してホワイトでリカバリーするときも、薄いシェイドなので簡単に消せます。

さっきからホワイトとか言ってますが、実際にはウルザーングレイです。

これではみ出たところをウルザーングレイで隠せばおk。

ちなみに、塗り分けのガタガタしてしまったラインですが、薄めないでシェイドを流し込んでやると消えてくれます。

結構使えると思ったので記事にしました。

ではではー。

ベースカラーについて

シタデルカラーのベースと言えば隠ぺい力が強く、一回で発色する。

という、印象を持たれるかたも多いと思います。

確かにそうなのですが、それは一部のベースカラーに過ぎません。

ゲームの駒を塗る分には良いのかもしれませんがガンプラは平面が多いので一回での発色は難しいです。

なので、今回は自分なりのベースカラーの塗りかたを書きます。参考になれば幸いです。

今回はエヴァンゲリオンの頭部をグレーにします。

左側が一回目です、ほとんど発色していませんが安心してください。

右側の2回目でガツンと色が乗っていることが解ります。

この時、注意すべき点が2つ。

・筆にほどよい水分を含ませる事

・一定方向に薄く優しく塗る事

です。

ほどよい水分の加減は説明しようがないので慣れてくださいとしか言えません。

よく、1対1と言われてますが僕は一度筆をどこかに拭って水分量をみています。

暗い色などは2、3回ムラなく綺麗に塗れます。

今回のグレーは4、5回でした。

ちょっとだけムラが見えるのはご勘弁。

実物ではほとんど見えません。

それから、ほどよい水分量にするにはもうひとつ理由があります。

水分多いとビシャビシャになるし、少ないと塗装の膜が厚くなります。

特にベースカラーは厚くなりやすいので注意です。

これ以上塗装の膜を薄くしたいのであればスプレーやエアブラシを使う必要があります。

このブログでは筆塗りのみを紹介する、というか私自身筆塗りしかしないのでここまでしか書けません。

ではではー。

シタデルカラー(墨入れ?)編

シタデルカラーと言えば墨入れはどうしよう。

そう悩むユーザーも多いと思います。

実際、私がそうでした。

シタデルカラーでべた塗りした後、墨入れペンを使っても綺麗にできないし、もうガンプラの墨入れ用シャーペンを使うしかありません。

でもそれじゃあ塗膜をはがしてしまいます。

ということで、シェイドを使います。

やってる方も多いと思いますが、参考になればと思いちょこっと書きます。

ベース→シェイドをします。

溝にシェイドをしっかり流し込んでください。

そのあとに、溝のシェイドを塗りつぶさないように再度ベースで塗りなおします。

めんどくさいけどこの方法しかない。(と思ってます、もっと良い方法があれば教えてください)

ちなみに、このガンプラは汚しをしようと思っているので雑に塗っていますが、溝の淵をぼかして塗れば、エアブラシのシャドウ吹きのような効果を狙える考えてます。

綺麗なガンプラを塗るときにでもやってみようと思います。

ではではー。

ドライブラシ編

プロペインターのせなすけさんが生配信でドライブラシをやっていたので真似をしてみました。

シタデルカラーでのドライブラシのやり方を画面を通じてみてしまったならやらないわけにはいきません。

せなすけさんはブラックのスプレーを吹き付けた状態から塗り始めていましたが自分はスプレーが使えない家庭環境なのでベースカラーのアバードンブラックを塗ってスタートします。

まずはベースカラーのリードベルチャーでドライブラシ。

これだけでも映えますが今回はさらに追加ドライブラシをします。

ホワイトスカーを使用しました。

本当は明るいシルバーを使いたかったのですがないのでこの色を使用しました。

まあまあ悪くないと思います。

また、2色目のドライブラシはそれぞれのガンプラに応じて様々な色を試しても面白いかもしれません。

とおもいついたので、3色目のドライブラシうわあああっぐ!フレッシュ(?)でやってみました。

ぶっちゃけ今回は微妙でした。

でもドライブラシは浮き過ぎるときはガンプラのメイン色に合わせると馴染むかもしれません。

でもそんな状態になることがあるのかどうかわかりませんが。

(さりげなく失敗ですね。)

ではではー。

ガンプラでシタデルカラーを用いたレイヤーのやり方(自己流)

あくまで自己流なので「ああ、こういう人もいるんだな」程度にご覧ください。

まずは筆の持ち方。

短く、二本がけで持ちます。その方が筆先がブレないからです。

そして薬指をどこでも良いのでパーツに乗せて、パーツと筆先の距離が一定になるように保ちます。

この状態でモールドに沿って細い線を描いていきます。

別に失敗しても構いません、もう一度下地で塗りつぶして再度レイヤーをすればいいのです。

もちろん、手元は明るくしましょう。(私はこれで何度も失敗しました)

ちなみに、細い線を描くときは息を止めながらら描くと意外とできます。

それから線を描くときは一気に描かず少しづつ引っ張っていくイメージです。

真ん中の黄緑の線です。(一回目)

これで2回目です。

私はチビチビを線を引っ張っていきます。

それでこまめに筆を湿らせたキッチンペーパーで洗って(ぬぐって)ます。

次はガンプラをシタデルカラーでレイヤーをする時の自分なりのルールを紹介していきます。

モールドや角を全てかっちりレイヤーするのもかっこいいですが自分は「上から光が落ちてきたときに光が当たりそうな箇所」を思い浮かべながらやっています。

ちなみにこの塗り方は「マイブーム」の一つです。

今後変わってゆくかもしれません。

シタデルカラーはウォーハンマーの駒を塗るためのもので、もともとロボ向けではない(と勝手に思っている)ので参考になれる資料がないので試行錯誤中です。

インペリアルナイトがあるけど、ガンプラとはまた雰囲気ちがうし、これをご覧になっている方の参考にされれば幸いです。

写真からわかると思いますがガンダムグシオンを塗りなおしております。

近いうちに塗りなおした姿をこのブログで紹介したいです。

ではではー。

筆先に乗せる塗料について

今日はシタデルカラーでレイヤリングするときになんとなく筆先に乗ったレイヤーの塗料をみて、自分なりに気を付けていることがあったので参考になればと思いブログを更新します。

※ただし、ここから先は個人的主観であり、必ずしもその通りということはありませんので万が一作品が満足いく仕上がりにできなかったとしても責任は負えませんのでご了承ください。

筆はタミヤモデリングブラシプロⅡ 面相筆 極細を使用しています。

まず、悪い例

これは多すぎです、筆先の塗料が丸くなって垂れてきそうです。

これでは細い線を描くレイヤーの作業の時にべちゃっとなってしまいます。

これはちょっと少ないです。

色を付けようと変に意識し過ぎた結果、筆先を押さえつけてべちゃっとなるパターンが予測できます。

このくらいが良い(と個人的には思ってます)

軽く、筆先または筆の腹でなぞるだけで色がパーツに乗るくらいです。

塗料の乗せ過ぎは見た目でわかるのですが少ない時は未だにわからないです。

塗料が少ない時の対処法ですが、レイヤーの作業の時に軽くなぞっても色が乗らないときは少ないということですので、その時は一度筆をぬぐってもう一度色を筆に乗せます。

なぜ一度筆をぬぐうのかといいますと、少ない状態であっても2回に分けて筆に塗料を乗せるということですのでどうしても多くなってしまうことが多い(と、これまでの経験上そう感じております)。

それから、シタデルカラーは乾燥が早いのがウリですがデメリットもあります。

筆先に小さな塗料の塊ができます。

ホコリだと思うだろ?

塗料の塊なんだぜ、こいつ・・・

湿らせたキッチンペーパーに筆を押し付けると良く見えます。

自分の経験上、筆で塗料を取り、レイヤリングして3分後くらいにはできます。

(ただし、ベースのときはもっと多く塗料を取るので乾くのが遅いし、塗料の塊ができるのも遅いです)

この塊に気が付かないまま作業すると作品にボコボコできてしまうので見つけ次第取りましょう。

ちなみに、私はこまめに筆をぬぐって塊ができるのを未然に防いでいます。

いかがでしたでしょうか。

意外とこんなことは雑誌でも触れないので参考になればと思い書いてみました。

最初に記したとおり、私の経験談を元にした内容なので万が一失敗しても責任は負えませんのでご了承ください。

むしろ、私が知らないシタデルカラーの特性や、コツなどあったら教えてほしいです。

ではではー。

レイヤリング

シェイディングでは影をイメージしましたがレイヤリングは光をイメージして描き込みます。

(自分自身、自己流なので詳しいことはわかりかねます)

では早速前回の続きから

全てのモールドの淵にRUNEFANGSTEELをなぞらせるように塗りました。全く分からないですね。

よくよく見るとわかる程度ですがもっと明るい色を足した時に中間色となってくるのでこれで良い(と思ってます。)

次は上から光が当たるのをイメージして淵のよく光ようなところだけをULTHUANGREYで描きます。

特に星のところが見やすくなっていると思います。

これでレイヤリングは以上です。(あくまで自己流です)

まだまだ勉強中ですがシタデルカラーの独特な塗り方によるリアルな表現が好きになりはまった次第でございます。

しかし、欠点が・・・

それは

ガンプラのような平面の多いモデルには向いていない

ということです。

いくら筆ムラが目立たないと言っても少しは見えます。

それに色によって筆ムラが出やすいものとかあったりします。

私はガンプラをシタデルカラーで塗るにはまず、ガンプラの工作もシタデルカラーに似合う工作が必要なのではと考えております。

なので次回からMGジムスナイパーⅡを使って工作から塗装までシタデルカラーを活かした作り方をやっていこうと思います。

このブログはその実験記録といったところでしょうか。

「なんだよ、エアブラシで吹いちゃえばいいじゃーん」

というかたもおられますでしょうし、雑誌の作例でもエアブラシを使っているのをみました。

しかし、

筆で塗ってこそのシタデルカラーだと思っているのであくまで筆塗りにこだわっていこうと思います。

この記事を読んでいるあなたに私の実験記録にお付き合いいただけたら幸いです。

一緒に情報を共有してシタデルカラーでガンプラを筆塗りしましょう!

今日はおしまい。閲覧ありがとうございました。